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栄養素と疾患の関係

基本的栄養素

私たちの身体は、60兆個の細胞からできていると言われています。そしてその全ての細胞は、食べ物から作られます。つまり、どのような食べ物を食べるかによって、私たちの身体はいかようにも変化するのです。

そのため、私たちの身体(私たちの細胞)が、今どの栄養素を必要としているのか必要としていないのか、摂りすぎているのかを知っておくことは、健康を保つ上で、非常に大切になります。

ここでは、身体の組織を作る材料となる栄養素について説明します。
材料となる栄養素が不足した場合、その組織がうまく作られず、元気が弱まります。その結果、その組織に関連した疾患や症状が出てきます。

この逆に、疾患や症状から、不足している栄養素を、ある程度推測することもできます。




組織と栄養素の関係

◆組織・・・材料となる主な栄養素

・粘膜・・・鉄・ビタミンA・グルタミン(アミノ酸の一種)・(コンドロイチン硫酸)
・赤血球・・・鉄・タンパク質・コレステロール・ビタミンA・ビタミンB12・葉酸
・皮膚・・・鉄・ビタミンC・コラーゲン(タンパク質)・亜鉛・ビタミンD・ビタミンA・(コンドロイチン硫酸)
・脳内神経伝達物質・・・アミノ酸・鉄・ビタミンB12・葉酸・ビタミンB3・ビタミンB6
・細胞膜・・・脂質・コレステロール・タンパク質
・骨髄・・・カルシウム・マグネシウム・鉄・ビタミンC・コラーゲン(タンパク質)・ビタミンA・ビタミンD



●粘膜について
鉄・ビタミンA・グルタミンのいずれか、あるいはどれかが不足した場合、しっかりした粘膜が形成されません。
粘膜には、代表的なものでは、

鼻粘膜・気管支粘膜・胃粘膜・腸粘膜・子宮粘膜

があります。
基本的には、どの粘膜も構成材料はいっしょですので、粘膜を作る栄養素の不足があった場合、これらいずれかの粘膜が弱くなってしまうことはよくあります。
特に胃粘膜・腸粘膜は、最初に弱くなりやすい部分です。

◎胃腸の粘膜が弱くなった場合、次のような症状が起きやすいです。
・胸焼け、ゲップ、胃の不快感、胃痛・・・胃粘膜
・便秘、下痢・・・腸粘膜
・過敏性腸炎・・・腸粘膜
・逆流性食道炎・・・胃粘膜
・頭痛、肩こり、腰痛、関節痛などの急な痛みの悪化・・・腸粘膜
・アトピー、乾癬などの慢性湿疹の急な悪化・・・腸粘膜

◎鼻・気管支の粘膜が弱くなった時に起きやすい症状
・気管支喘息・・・気管支粘膜
・慢性気管支炎・・・気管支粘膜
・花粉症、鼻炎・・・鼻粘膜
・蓄膿症・・・鼻粘膜

◎子宮粘膜が弱くなった時に起きやすい症状
・膣炎、カンジダ性膣炎
・排尿後に、頻繁にしみる
・婦人科健診の頸ガン細胞診で、いつも異型細胞あり、要注意と言われる
・子宮頸ガン



●赤血球について
鉄不足があると、真っ先に貧血が起きます。タンパク質やビタミンAの不足があると、更に貧血は起きやすいです。
コレステロールが不足していると、赤血球の細胞膜が脆弱になり、溶血(赤血球が壊れること)を起こしやすくなります。

また、鉄が不足すると、小さい赤血球ができ、ビタミンB12・葉酸が不足すると、大きい赤血球ができます。
ビタミンAも不足しすぎると、赤血球だけでなく白血球もいっしょに少なくなります。

一般的に貧血の基準は相当あいまいで、医師によって感覚が違います。

そこで、鉄不足の程度を知る一番簡単な血液検査項目は、

・フェリチン
・MCHC(平均赤血球ヘモグロビン濃度)

です。
フェリチンが20以下なら、自動的に鉄不足です。フェリチンは、理論上、120以上が正常です。ただし、溶血を起こしていたり、肝臓や腸などで炎症を起こしていて、炎症により細胞が壊れたりすると、病的な要因でフェリチンが増えてしまいます。
フェリチンだけでは、純粋に鉄不足が解消されて増えてきたのか、それとも病的な要因で増えてきたのか判断するのが難しい時があります。
MCHCは、その点では判断が容易で、病的な要因で増えてくることは殆どなく(脱水による増加にのみ注意)、純粋に鉄不足が解消されてくれば増えてきます。MCHCが34未満なら鉄不足、34以上あれば、正常です。

赤血球が少ない、すなわち貧血があると、いろいろな症状が起きてきます。
赤血球は、全身の組織に酸素を運ぶことが主な働きですので、貧血があるということは、この酸素を運ぶ働きが不十分であるということになります。
細胞に酸素が充分に運ばれませんから、全身のいたる所で酸素欠乏が起こります。この酸素欠乏を起こしている状態が、いろいろな症状として現れてくるのです。

酸素欠乏による代表的な症状は、
・肩こり
・頭痛
・疲れやすい
・少し動いただけで、心臓がドキドキしてしまう
・めまい
・腰痛
・神経痛

また、人の身体は代謝を進める上で酵素が必要になります。この酵素が不足するとエネルギー代謝がうまく進まなくなり、これによる症状も出てきます。
全身には、鉄を材料とする酵素がたくさんあり、鉄不足が起きますと、これらの酵素も充分に作られなくなります。その結果、栄養素の代謝がうまく進まなくなり、具合が悪くなります。



●皮膚について
皮膚と栄養素に関しては、なかなかスッキリした関係がつかみにくいです。直接の栄養素以外での影響を強く受けるからです。
肌の直接的な栄養素ではありませんが、ビタミンB群は皮膚のコンディションには、大きく関係します。
また、腸粘膜の状態も、大きく肌のコンディションに影響します。

例えば、
・ニキビができやすい・・・ビタミンB群の不足、コレステロールの不足
・化膿したニキビになりやすい・・・ビタミンB群・コレステロールの不足+亜鉛不足
・しつこい顔の湿疹・・・ビタミンB群の不足
・重症のアトピー・・・ビタミンBの不足、腸粘膜・副腎機能の低下




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