- 当クリニックでは検査データに基づき、治療方針を決定します。
そのため検査項目の種類が多い方が治療方法をしっかり見定めやすくできます。
- 保険診療内でできる血液検査からは、主に栄養バランスを推測することができます。
鉄、ビタミンB群、たんぱく質、血糖、亜鉛などの栄養バランスを見定めます。
複数の検査項目をパズルのように組み合わせて、栄養バランスを推測しますので、血液データの解析には、知識と経験が必要です。一つの項目だけでは判断できません。
- 自費検査もとても重要です。
当クリニックで最も大切としている検査は遅延型フードアレルギー検査(IgG型アレルギー検査)です。
遅延型アレルギーとは、食べた後、6〜48時間後に症状が出てくるアレルギーです。
このアレルギーの特徴は、みなさんのイメージしているアレルギーとは全く違います。
一般的にアレルギーというと、体がかゆくなる、咳が止まらなくなる、というイメージです。
しかしながら、遅延型アレルギーはイメージ的にはご自分の持病の症状がでてくると思っていただいてかまいせん。
様々な症状が出てくるのです。
このアレルギーを起こす食材を食べている限り、どのような治療を行っても効果は出ません。
治療のためのスタートラインにたてないのです。
この検査はアメリカの検査機関にお願いしており、120種類の食材についてアレルギー反応が出るかどうか調べます。
当クリニックでは、アレルギーの出た食材を徹底して食べないようにしていただきます。
食べないでいればそれで良くなってくるのかと訊かれれば、答えは「NO」です。
食べないことで、初めて治療のスタータラインに立ったのです。
ここから治療の始まりです。
データから必要とされるサプリメント、漢方薬を使っていくことで、症状が改善されてきます。
当クリニックでは、遅延型フードアレルギーを疑った方の97%で、何らかのアレルギーを起こす食材があった結果となっています。
すなわち、とても高い確率で遅延型フードアレルギー検査は治療に役立ちます。
遅延型アレルギー院長談話
以前の私は、けっこうな頻度でギックリ腰をおこしていました。
ひどいときは、睡眠中、寝返りをうってギックリ腰を起こし、激痛で目が覚めたこともあったくらいです。
そのため、寝具を変えたり、気功体操をしたりして、かなりギックリ腰を起こす回数は減ったのですが、どうしても、ちょくちょく起こしておりました。
だいたいは朝、歯を磨いている時に、急に起きました。
何でギックリ腰が起きるのか、全く心当たりがないことがほとんどでした。
そんな時、この遅延型アレルギーを調べてみたところ、乳製品、小麦製品、卵にアレルギーがあることがわかりました。
結果がわかってからすぐに、乳製品、小麦製品、卵は食べないようにする食生活に変えました。
その食生活を何ヶ月か続けたところ、気がつけばギックリ腰を起こす回数が減っていました!
その後、乳製品、小麦製品、卵をできるだけ食べない食生活を続けてわかったことは、どうやらギョウザの皮2枚食べるとギックリ腰が起きるようで、小麦が一番アレルギーの根本原因なんだなあと気がつきました。
長年の持病のある方、一度遅延型アレルギー検査を受けることをおすすめします。
・遅延型アレルギー検査(120種類の食材) −−−価格は
こちら
ちなみに、私の嫁さんも頭痛持ちでしたが、遅延型アレルギー検査で醸造用イースト菌にアレルギー反応が出ましたので、パンを食べないようにしたところ、8割がた頭痛が減りましたよ。
遅延型アレルギー検査は、毎日の生活にとっても役立ちますよ。